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”痛くない”注射ってなに？「もんすけ調査隊」2020年12月3日放送
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【森田アナウンサー】 • 視聴者からの疑問や悩み、 • 暮らしの中のハテナを調査する • 「HBCもんすけ調査隊」です。 • きょうのテーマはこちら • 「”痛くない”注射ってなに？」 • 調査員がFacebookで気になった投稿について、調査しました。 • 新型コロナウイルスの感染拡大がおさまらない中、 • インフルエンザの流行シーズンが近づいてきました。 • 予防接種を受ける人も多いですが… • 【2歳女の子】 • 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ（泣き続ける）」 • 針を刺される痛みと、”注射”は”怖いもの”というイメージから • 毎年泣く子どもが続出するインフルエンザの予防接種。 • つらい思いをしないで済む方法は、無いのでしょうか。 • 調査員が調べていると…。 • 『痛くない注射？！』 • 早速調査開始です！！ • 【♪「もんすけ調査隊」】 • インフルエンザの予防接種。 • 『痛くない注射』をしているクリニックを見つけました！ • 千歳にある緑町診療所（みどりちょうしんりょうじょ）です。 • そもそも注射ってなんで痛いんでしょう？ • 稲熊（いなくま）院長に聞いてみました！ • 【緑町診療所 稲熊良仁院長】 • 「注射の痛みの要素は3つ。まず針そのものの痛さ、注射液の性質、本人の恐怖心による痛みというのがあります」 • 痛みの要素は３つも？！ • 緑町診療所で使っている痛みの少ない注射のポイントは…？ • 【稲熊院長】 • 「できるだけ細い針を使うことです」 • 1つ目は、「針の細さ」 • この診療所で使う注射針は、直径0.3ミリから0.4ミリ。 • 通常使われる針の半分ほどの細さなんです。 • 2つ目は… • 【稲熊院長】 • 「これなら大丈夫？」 • 注射を打つ前に…腕をギューッとつまみました！ • つまんだ痛みで、針が刺さる痛みを感じづらくします。 • そして、つまんだ状態からゆるめた瞬間に注射液を注入することで、 • 注入の痛みがやわらぐといいます。 • そして、最も大切な3つ目は… • 【稲熊院長】 • 「（付き添いのお母さんに対して）こっちの手で持ってあげて」 • 「患者さんの恐怖心を和らげるために、事前にきちんと説明をする事と、痛くない姿勢で注射を打ってあげることです」 • 実際に予防接種をした人に聞いてみると… • 【6歳男の子】 • 「（針は）痛くない。怖くない」 • 【女性】 • 「針の痛みは感じなくて、そのあとちょっとチクッとしたような気がするけど、全然大丈夫だった」 • 【女性】 • 「今までの（注射の）半分以下の痛みだと思う。（注射を）打つ前に（腕を）揉んでくださった感覚が頭にあったので、刺したとき分からなかった」 • 稲熊院長が、痛みの少ない注射を考えたきっかけは…？ • • 【稲熊院長】 • 「自分自身がかなり怖がりで、注射が嫌いだった」 • なんと、院長自身が注射を打たれるのが嫌いだったため • 注射が上手な医師にいろいろと方法を教わったそうです。 • そんな院長、予防接種にはこんな思いをもっています。 • 【稲熊院長】 • 「子どもさん本人にも注射を親子一緒に乗り越えることで、恐怖のトラウマになるような体験というよりも、成功体験に繋がるように工夫しています」 • #疑問#検索#北海道#札幌#hokkaido#sapporo • HBCもんすけ調査隊は、SNSで寄せられた疑問を全力取材！ • 皆さんが抱えている「なぜ？」「どうして？」をHBCが全力で取材します。 • 日々の暮らしで感じた疑問や悩み、困っていることなど、 • 皆さんから寄せられた情報をもとに取材を進め、 • 少しでも北海道を良くしていけるような調査報道を目指します。 • https://www.hbc.co.jp/news/chousatai/
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