【問題1:介護を取り巻く状況】ケアマネ試験対策20251014朝道場
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問題1 わが国の近年の介護を取り巻く状況の説明として適切なものはどれか。3つ選べ。 • 1 介護を要する高齢者を同居している高齢者が介護する「老老介護」は、減少傾向にある。 • 2 育児と介護を同時に担う「ダブルケア」が課題となっている。 • 3 「ヤングケアラー」への支援が課題となっている。 • 4 介護者が仕事と介護を両立できるよう、法律により介護休暇及び介護休業が制度化されている。 • 5 特別介護老人ホームなどの老人ホームでの死亡者、減少傾向にある。 • 【答え:2・3・4】 • 1…適切でない。 • 老老介護は減少傾向ではなく、増加傾向にあります。比較的簡単に解けたのではないかと思います。老老介護とは、介護をする側と介護を受ける側のどちらもが65歳以上の高齢者である状況のことです。 介護する側も高齢であるため、介護疲れによって介護する側も倒れてしまう「共倒れ」となるリスクが高く、近年社会問題となっています。 • 厚生労働省による2022年の調査では、同居する介護者と被介護者の組み合わせは65歳以上×65歳以上である割合が「63.5%」となっています。 • 2…適切。 • ダブルケアとは、子育てと親や親族の介護が同時期に発生する状態のことをいいます。 • 女性の晩婚化により出産年齢が高齢化し、兄弟数や親戚ネットワークも希薄化し続けている現代。 • そのような家族構造の変化のなかで、子育てと親の介護を同時にする世帯が増加しています。 • • 3…適切。 • ヤングケアラーとは、 本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているこどものことで、 責任や負担の重さにより、学業や友人関係などに影響が出てしまうことがあります。 • 介護保険の対象者である高齢者についても背景には、お孫さんがケアしているなど、ヤングケアラー問題は今後ますます深刻化してきます。 • 2024年、居宅介護支援の改正においても特定事業所加算の要件に、新たにヤングケアラーに関する事例検討会及び研修参加が追加され、支援強化がうたわれています。 • • 4…適切。 • 介護休暇は、要介護状態にある対象家族の介護や世話をするための休暇です。 • 通院の付添いや介護サービスの手続代行の場合などでも利用できる、ケアマネジャーなどとの短時間の打合せにも活用できるなど、仕事と介護の両立ができるようになっています。 • • 5…適切でない。 • 介護施設以外の民間施設でも、介護付および住宅型は死亡退去の割合が5割前後と高く、続いてサ高住4割、グループホームが3割と、合計約10.2万人がホーム内で亡くなっています。 • 国民の63.5%が「自宅で最期を迎えたい」と希望していますが、実際は2020年の死亡者のうち在宅死できた人の割合は15.7%で、68.3%は病院,施設で亡くなっています。 • なりきりケアマネ2日間研修(¥11000-) • 申込みフォーム:https://forms.gle/jdrmRxkEGZHWtYgZ9
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