聖書通読のひと時 レビ記116章
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レビ記1-16章 • 11:45「わたしは、あなたがたの神となるために、あなたがたをエジプトの地から導き出した【主】であるからだ。あなたがたは聖なる者とならなければならない。わたしが聖だからである。」 • 使徒ペテロが第一の手紙で引用している、「1:15-16 むしろ、あなたがたを召された聖なる方に倣い、あなたがた自身、生活のすべてにおいて聖なる者となりなさい。「あなたがたは聖なる者でなければならない。わたしが聖だからである」と書いてあるからです。」 • 創世記:信仰 • 出エジプト記:贖い • レビ記:聖め • キリスト者は、信じて約束の永遠のいのちを得る。そして、神の子羊キリストの流された血によって、神のものに贖われる。贖われた者たちは、聖潔に進むように導かれている。「ロマ6:22しかし今は、罪から解放されて義の奴隷となり、聖潔に至る実を得ています。その行き着くところは永遠のいのちです。」 • ヘブル語の「カドシュ」という聖は、「別たれる」という意味。世から別たれて、神のものにされているということ。 • 背景と場所: • ヘブル語の題名は、「主は呼び」というものである。レビ記1章1節の冒頭の言葉であり、出エジプト記での話から途切れることはない。モーセが幕屋を立て、そこに栄光の雲が満ちた。そして、主がモーセをご自分の幕屋の中に呼ばれる。出エジプト記の後半は、シナイ山のふもとが舞台だったが、レビ記の舞台は、その麓に設置された幕屋である。 • 時について: • 出エジプト40章17節に「第二年の第一の月、その月の一日に」とあり、民数記1章1節には第二の月の一日とあるので、一か月の間。 • 特徴: • 主が命じられたということで、人間的には読むづらい書物であると同時に、主の視点、主の目線になることができるとても貴重な書物。人間的な見方をさしはさむことがない。 • 構成:聖めについて • 1章から16章まで:いけにえによる、神への道 • 17章から27章まで:聖別による、神との歩み • 16章の、宥めの日(贖罪日)における大祭司の奉仕が頂点 • 1-16章の流れ: • 1-5章:いけにえの種類 • 6-9章:祭司の務め • 10-15章:清さと汚れ • 16章:宥めのいけにえ • 1-5章:いけにえの種類 • 全焼のいけにえ、穀物のささげもの、交わりのいけにえ、罪のためのいけにえ、代償のいけにえ • ここで覚えたいのは①キリストの働き、②信者の務めである。 • 1章:全焼のいけにえ • 全てを焼くところに特徴、「献身」がテーマ • キリストの働き「ピリ2:7-8 ご自分を空しくして、しもべの姿をとり、人間と同じようになられました。人としての姿をもって現れ、自らを低くして、死にまで、それも十字架の死にまで従われました。」 • 私たちの務め:「ロマ12:1 ですから、兄弟たち、私は神のあわれみによって、あなたがたに勧めます。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。」 • 2章:穀物のささげもの • 穀物にある「いのち」がテーマ • キリストの働き:「Ⅰコリ15:20眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。」 • 私たちの務め:「ガラ2:19b-20 私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。今私が肉において生きているいのちは、私を愛し、私のためにご自分を与えてくださった、神の御子に対する信仰によるのです。」 • 3章:交わりのささげもの • 肉を食べるので、神と同じものを食べる、交わるという意味がある。 • キリストの働き:「エペ2:14-15a 実に、キリストこそ私たちの平和です。キリストは私たち二つのものを一つにし、ご自分の肉において、隔ての壁である敵意を打ち壊し、様々な規定から成る戒めの律法を廃棄されました。」 • 私たちの務め:「Ⅰヨハ1:3私たちの交わりとは、御父また御子イエス・キリストとの交わりです。」 • ここまでは、「進んでささげる」もの、自発的なものである。次からは、神への道が断たれてしまう「罪」に関わるものなので、しなければいけないもの、強制的なものである。 • 4章:罪のためのいけにえ • いけにえの特徴は、肉と皮と汚物を宿営の外にいって燃やすこと。(ヘブル13:11-12) • キリストの働き:「Ⅰヨハ4:10 神が私たちを愛し、私たちの罪のために、宥めのささげ物としての御子を遣わされました。」 • 私たちの務め:「Ⅰヨハ1:9 もし私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、私たちをすべての不義からきよめてくださいます。」 • 5章:代償のいけにえ • 罪のためのいけには、神に対する罪だが、代償(罪過)とは、他者に損害を与えるような過失。 • 私たちの務め:「マタ5:23-24 ですから、祭壇の上にささげ物を献げようとしているときに、兄弟が自分を恨んでいることを思い出したなら、24 ささげ物はそこに、祭壇の前に置き、行って、まずあなたの兄弟と仲直りをしなさい。それから戻って、そのささげ物を献げなさい。」 • 6-9章:祭司の務め • 6-7章にて、それぞれのいけにえで祭司がしなければいけないことが書かれている。興味深いのは、そのいけにえの肉や穀物の献げものを祭司が食べること、これが聖なる務めであるとある。聖餐式が食べることであり、それがキリストにあずかるということにつながる。 • 8-9章は、出エジプト記でも指示されていた、祭司の任職を行う箇所。 • 最後に、モーセとアロンが祝福したら、火が主の前から出て、祭壇の上のいけにえを焼き尽くした。大いなる神の光景。 • ところが、10章でアロンの息子二人が異なる火を献げた、それで、彼らが焼き尽くされてしまった。この事件をもって、神は、「汚れたものときよいものを分け」なさいと命じられる(10節)。 • 11-15章:清いものと汚れたもの • ここからの内容は、「見えるところにある、霊的な意味」を探るとよい。 • 11章:食物規定 • 外側に直接触れる動物は、外のものを中に取り入れる動物は汚れている。 • ひずめのない足、反芻しない、うろこがない、猛禽、昆虫、地を這うものは汚れている。 • 12章:出産時の悪露 • 女から子孫が生まれるが、それは罪が広がるという現実でもあった。 • 13-14章:ツァラアト(らい病) • 重い皮膚病を取り扱っている。その潜行性(潜って症状を進行させる)の姿は、まさに罪の姿。 • そこからの癒しと回復は、まさに神の恵み。 • 15章:漏出物と月経 • 内から出て来るものが人を汚すという原則 • 16章:宥めの日 • ヘブル書に詳しい解説がある。天の聖所に、ご自身の血を携えることにより、永遠のきよめをなされたキリストの姿が現れている。
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