ゆにこん











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ゆにこん, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=4... / CC BY SA 3.0 • #同名の船 • #日本のフェリー • #日本の高速船 • #1990年竣工船 • #1997年竣工船 • #三菱重工業下関造船所が建造した船舶 • #青函航路 • #シップ・オブ・ザ・イヤー • #北海道の交通史 • #青森県の交通史 • ゆにこん (Unicorn) は、東日本フェリー が運航していたジェットフォイルおよび高速フェリー。 • 1990年代に函館港と青森港を結ぶ青函航路に就航したが、いずれも冬期の欠航多発と燃費の悪さによる不採算により短期間で運航を終了した。 • 同航路には後にウェーブピアサー船型のナッチャンRera、ナッチャンWorldも就航するが、同じく短期間で運航を終了している。 • 初代はボーイング929を川崎重工業がライセンス生産したジェットフォイルである。 • 川崎重工業神戸工場で7番艇として建造され、1990年に就航した。 • 函館-青森間を航海速力43ノット、1時間40分で運航した。 • 旅客定員は233名であったが自動車の航送ができず、燃費が悪く、また冬季の欠航多発で採算にあわず1996年に廃止された。 • その後、九州商船に売却され「ぺがさす2」として長崎-下五島-上五島航路に就航している。 • 2代目は三菱重工業が開発したウォータージェット推進の単胴型高速フェリーである。 • 1991年からの初代ゆにこんは自動車航走が不可能なことから、モーダルシフトを考慮し新造船投入を決定しJRの特急列車に対抗すべく「人も車も乗せて青函航路を2時間で航行する」という条件を三菱重工下関造船所に提示。 • 高速フェリーは双胴型が主であったが、津軽海峡の西からの波風による操縦困難を考慮し単胴型を採用。 • また日本では船体にはアルミが使用不可能なため軽量な高張力鋼を使用。 • 推進装置は4基4軸方式で、主機のMTU製の中速ディーゼル機関から遊星歯車型減速機を経てカメワ社の単段軸流型のウォータージェットポンプを駆動している。 • ウォータージェットは4軸とも操舵・反転装置付である。 • 操船は軽量な船を扱いやすいジョイスティックで主に行った。 • 試運転最大速力は42.4ノットで単胴式鋼船では世界最高速を記録し、航海速力35ノットで就航当時は国内最速のフェリーであった。 • 船内は1階に334席・2階に73席とサロンスペースを設け、車両搭載数は乗用車78台、大型バスも5台積載可能であった。 • シップ・オブ・ザ・イヤー'97を受賞している。 • カラーリングは他船との差別化と高速船としてのアピールをすべく、三菱の用意した10数種類の案から青と紺色のツートンカラーを採用。 • 鋼船規則の船体4分割時の4分の1より前へのマスト設置義務を考慮し、中央部に近いブリッジから延びる最初のマストを前向きにしている。 • 1997年6月5日に就航、函館 - 青森間を2時間で運航したが、燃費が悪くまた冬季の欠航多発で採算があわず、2000年11月に運航を終了した。 • その後、数年間三菱重工業にて係船された後に台湾へ売船された。 • 2006年から2013年ごろには「今日之星」として台南安平港 - 澎湖馬公港間を2時間で夏季運航していた。 • その後、2013年に台湾の飲食系企業である東東餐飲集團が購入し「東東之星」に改名し、レストラン船としての改装を受けている。 • 船体の改装が完了した「東東之星」は、2015年9月16日に台中から安平港へ曳航された。 • 今後、船内の改装が進められ、ビュッフェレストラン、宴会場などが設置される。 • 関係機関の営業許可が下りれば、台南初のレストラン船として運航される予定とされていたが、2019年時点では船舶の検査基準にレストラン船に関する規定が存在しないため改装が行われず安平港での停泊が続いており、台南市政府が管理方法の策定を検討するとしている。

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