quotaPrayer まだ見ぬ つくられしものたちの慰霊quot by metaPhorest 2016~
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metaPhorest aPrayer 制作チーム • 岩崎秀雄(代表),齋藤帆奈,切江志龍,飯沢未央、東田範子 • 他協力者多数(エンドロール参照) • 数々の壮大な都市や装置を作ってきた人類も,生命についてはまだバクテリア一匹作ることができない。そこで,研究者たちは様々な物質を組み合わせ,人工細胞と呼ばれる「生命らしい」特性を示す構造物の創出に挑んでいる。 • 茨城県北芸術祭の折に展開され,現在も進行中のこのプロジェクトは,人工細胞や普段あまり意識されない微生物に対して「慰霊」という補助線を引き,実際に慰霊碑を作ることから,それらの生命性や,私たちが生命を見出す条件を捉え直そうとする試みである。 • 多くの人工細胞研究者,地元の発酵業者,地質学者の協力を得た展示は,主に以下の要素から構成される。 • ①茨城県北特有の特殊な石材で製作され,公共空間に恒久設置された人工細胞/生命と微生物の慰霊碑, • ②人工細胞と微生物の慰霊空間(インスタレーション), • ③「人工細胞の生命性・死・慰霊」等についての関係者のインタビュー。 • この試みは,自然科学的生命像と日常的な死生観の一筋縄ではいかない関係性を逆照射する実験だが,実験動物や道具にまで及ぶ日本の慰霊文化,鉱物と生命の関係性など,多様な背景に接続する。 • 石碑建立の際,宮司による「入魂の儀」も執り行われたが,碑に真に「魂」が込められるのかどうかは,人工細胞や人工生命について今後どのような思いがめぐらされていくかに委ねられる。逆説的に,この碑は,人工細胞や人工生命が,死や慰霊の概念自体を相対化する可能性をも示すのである。 • 初出:2016年9月17日(茨城県北芸術祭2016) • 石碑:茨城県常陸太田市折橋799,金波寒月・折橋コミュニティステーション内(恒久設置) • インスタレーション+映像上映:茨城県常陸太田市増井町,旧自然休養村管理センター(芸術祭期間内) • 本作品の参考情報 • 早稲田+多摩美大からのプレスリリース • https://www.waseda.jp/top/news/44775 • ALife Labによる紹介 • / 1167214023395281 • バイオメディアアートの中での本作品の位置づけに言及した作者による解説記事(シノドス) https://synodos.jp/science/19883/ • 茨城県北芸術祭2016 https://kenpoku-art.jp/artworks/d06/ • 美術手帖 特集『バイオ・アート』2018年1月号 p. 86-93 • http://www.bijutsu.press/books/2017/1...
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