合板の作り方と単板の製造方法-Lifeなびチャンネル。











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Lifeなびチャンネルです。 • この動画では、合板についてご紹介します。 • 合板の作られ方、単板の貼り合わせ方、合板の特徴、そして特殊な合板もご紹介します。 • • ●合板の造り方 • 合板は、複数枚の薄い板が貼り合わされて作られています。 • この薄い板は単板とか、ベニヤと呼ばれています。 • ベニヤと合板を混同されておられる方がおられますが、複数枚のベニヤを接着剤で貼り合わせて作られたものが合板と呼ばれるものです。 • • まず最初に単板(ベニヤ)を作りますが、単板の作り方によって、ロータリー単板と呼ばれるものと、スライス単板と呼ばれるものの2種類の単板(ベニヤ)があります。 • ロータリー単板の作り方ですが、わかりやすいのは、大根のかつらむきを想像していただくと分かりやすいと思います。 • 大きな丸太の両端の中心を機械で固定して回転させます。 • そこに包丁のばけもののような巨大な刃物を当て、削っていきます。 • • そうすると、ダイコンのかつらむきのように、ビローンと薄い単板が出来上がります。 • その単板(ベニヤ)を適当な大きさにカットして、乾燥させ、接着剤を付けてそれぞれの繊維方向が互いに直交するように貼り合わせて造られます。 • 私たちがよく使っている普通合板やコンパネなどは、ロータリー単板を使って作られています。 •           • 次にスライス単板の作り方ですが、これは、ふぐ刺しを作る様子を思い浮かべていただければ分かると思います。 • 角材を固定しておいて、巨大な刃物をスィングさせながら薄く削っていきます。 • 私が実際に見たのはこのような方法でしたが、他にのやり方はあるかもしれません。 • • いずれにしても、ふぐ刺しを作る要領で 木を薄く削ります。 • このようにして造られた単板をスライス単板と呼んでいますが、化粧合板に貼る銘木のツキ板などを製造するのに使われる方法です。 • 先ほどお見せしたシナ合板の単板はスライス単板かもしれません。 • • ●製品厚みと貼り合わせ枚数 • 合板の厚みと単板の貼り合わせの枚数の関係ですが、単板(ベニヤ)の貼り合わされる枚数は、奇数枚となりますが、製品の厚みによってほぼ決まっており、以下のようになっています。 • • 製品の厚み 貼り合わせ枚数 • 2.3~9mm 3枚貼り合わせ • 9~12mm 5枚貼り合わせ • 15~21mm 7枚貼り合わせ • 24mm以上 9枚貼り合わせ • ●幅と長さ • 合板の一般的な幅と長さの種類は以下のものがあります。 • 主なものとしては、5種類あります。 • ・610mm×1820mm(通称ニロク サイズ) • ・610mm×2420mm(通称ニハチ サイズ) • ・910mm×1820mm(通称サブロク サイズ) • ・910mm×2430mm(通称サンパチ サイズ) • ・1220mm×2430mm(通称シハチ サイズ) • 一般的に多く見られるのは、サブロクサイズ になります。 • ●合板に使われる樹種 • ・国産材 • 広葉樹 ナラ、ブナ、カバ、セン、シナ • 針葉樹 スギ、ヒノキ、ヒバ、カラマツ、トドマツ、エゾマツ • ・輸入材 • 広葉樹 ラワン、アフリカ材、パプアニューギニア材 • 針葉樹 スプルース、サザンパイン、ベイツガ、ベイマツ、エゾマツ、カラマツ • • 元々日本での合板製造には、ナラ、ブナ、カバ、セン、シナなどの広葉樹が使われており製造工場も生産地に近い山の近くにありました。 • 輸入木材の拡大にともなって、南洋材のラワン材が大量に輸入されるようになりました。 • ラワン材は、通直で大径木であり、さきほどご紹介したロータリー単板ですね。 • かつらむきによる合板製造にはもってこいの材料でした。 • • それに伴い製造工場も山の近くから港の近くに移り、工場も大型化していきました。 • • 合板といえば、ラワン合板が主力を占める時代が長く続きました。 • しかし近年になり、地球環境問題、温暖化問題が世界的な関心事となってきました。 • 上記のこれらの問題の原因の一つが、熱帯産の木材の減少であるとされています。 • ラワン材は、まさにインドネシアやマレーシアなどの熱帯産の木材なのです。 • • そこで問題解決のために、針葉樹への原材料の転換が図られました。 • • そして多くの合板に内外の針葉樹が合板製造の原料として使われるようになっています。 • 現在の合板の国内生産では、全体の合板生産量の6割以上が針葉樹合板となっています。 • 中でも構造用合板に多くの針葉樹が使われています。 • また普通合板にも針葉樹が使われるようになっています。 • • ●合板の特徴 • ・異方性の修正 • 無垢の木材の欠点の一つに、無垢の木材が異方性の物質であるということがあります。 • 無垢の板材などが反りを生じるのは、この異方性が原因しています。 • この収縮率の違いによって板は反りを生じるのですが、合板の場合は、それぞれの単板が直角方向に互い違いに貼り合わされていますので、収縮率の違いが相殺され反りが起きにくい状況を作っています。 • • ・薄くて丈夫 • 合板の大きな特徴は、なんといっても薄くて丈夫なことでしょう。 • 合板の薄さと強度は、無垢の木材では到底作り出せない強さになります。 • この合板の強さは、接着剤の性能の高さによるところが大きいといえます。 • • また合板の強さは、それぞれの単板の厚さ、貼り合わせ方向、貼り合わせ枚数を変えることによって自由に作り出せると言われています。 • これによって無垢の木材では実現できなかった建築構造物の設計の自由度がアップすると言われています。 • • ・広い面材 • 幅の広い板を簡単に造ることができるのも合板の大きな特徴です。 • しかも面材としてしっかりとした強度をもっています。 • • ●曲げ合板 • ・特徴 • 通常の合板は、それぞれの単板の木目がお互いに交互になるように貼り合わされていますので、合板自体を曲げることは出来ません。 • 薄い合板は手で曲げられますが、反発ですぐに元に戻ります。 • このことは、合板の特徴のひとつでもあるのですが、曲げ合板は、木材繊維が全て同一方向になるように貼り合わされた合板です。 • • 長手方向にすべて貼りあわされている場合と、短手方向の2種類あります。 • したがって、容易に合板を曲げることができます。 • ただし、長さ方向に曲げられるものと幅方向に曲げられるものの2種類です。 • 3次元的には曲がりません。 • • ・サイズ • ・厚み 3~12mmくらいまで • ・幅 910mm • ・長さ 1820mm • ・用途 • 2時曲面への取り付け。 • ホームセンターでは見かけませんが、近くに建材店があれば聞いてみてください。 • ネットでも見つかります。 • • #合板#作り方#単板#貼り方

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