アルミニウムと水の反応
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http://youtube.com/watch?v=rJVHiceY6UQ
今回は、アルミニウムを水と反応させてみました。 • 身近に使われているアルミニウム金属は、単体として合金として様々な用途に使われている。 • 通常アルミニウムは空気中で酸素と反応しやすい性質があり、表面がすぐに酸化されやすく、日常見かけるアルミニウムは表面が酸化アルミニウム(別名アルミナ)の透明な膜で覆われた状態になっている。 • この酸化アルミニウムは化学的に安定な物質であり、この膜のことを「不動態被膜」と呼ぶ。 • 身の回りにあるアルミニウムが安定的な性質を示すのは、この不動態被膜によることが多い。 • この不動態に覆われたアルミニウムは水と反応しないが、一度不動態被膜を取り除けば水と反応する。しかし空気中の酸素に触れると再び即座に酸化し不動態被膜を作る性質がある。 • そこで今回、そのアルミニウムの不動態被膜を取り除き、表面積を増やすためにガリウムを使用し実験を行った。 • ガリウム(原子番号31)は融点が約30℃であり、人の体温で容易に液体になり、また非常に濡れ性が高く、アルミニウムの金属組織(特に各結晶粒の隙間)に容易に浸透していく性質がある。 • これによりアルミニウム表面の不動態被膜も分離され、浸透したガリウムによって覆われ、不動態被膜が形成されにくくなる。 • と同時に、各結晶粒間の結合力が弱められ、結果としてアルミニウム金属の機械的強度は大きく低下し、脆くなってしまう。これを「脆化」と呼ぶ。 • アルミニウムやその合金は身の回りの飛行機や電車、自動車などの構造材料などを始め各種電子機器関連にも幅広く用いられており、またガリウムは半導体素子などを始め各種電子機器類に多く用いられている。ガリウムのこうした性質は時として非常に危険な性質も併せ持っているため、便利でもあるが使用には注意が必要な物質でもある。 • 今回の動画ではそのあたりの性質について実験によって確認を行ってみた。 • 次回→TBA • 前回→食塩の結晶を作る( • 塩の結晶を作る!! ) • プレイリスト「実験やってみよう!」 • → • 実験やってみよう! • #結晶 • #結晶粒 • #アルミニウム • #ガリウム • #はぐれメタル • #ドラゴンクエスト • #化学
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