◆050:縦書き横書き斜め書き
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世界には多くの言語があり • 綴りと改行の方向も様々だ • * • 欧米・東南及び南アジアは • 左から右への「左横書き」で • アラビア語やヘブライ語は • 右から左への「右横書き」だ • * • 現代には既に使われないが • 行の端で折り返す「牛耕式」 • 中国漢字圏とハングル語は • 右から左への「右縦書き」だ • * • 最近はあまり使われないが • モンゴル字は「左縦書き」だ • オーガム碑文や突厥文字は • 下から上への縦書きもある • * • 書く文字種や語る音韻列が • 違えば世界観も異なろうし • 文字列記載の方向が違えば • 空間認識も違いがあるはず • • 日本語は中国の漢文に倣い • 文字を上から下へ書き綴り • 縦行を右から左へと改めた • * • 日本で最初の外国語辞書は • 外国語と日本語を併記して • 回転しながら使用していた • * • 太平洋戦争前の新聞等では • 右横書きが優勢だったけど • 戦後は欧米風の左横書きに • * • 現代の日本語は実に豊かだ • 漢字・片仮名・平仮名に加え • 欧米文字や記号数式もある • * • 縦にも横にも右にも左にも • 逆向きも斜めにも渦状にも • 文章を書けるし読みもする • * • 同一紙面上で異なる方向に • 文章を連ねることもできる • 日本語空間の自由な豊かさ • • コンピュータプログラムと • 数式は「左横書き」が大前提 • 思考も左から右に展開する • 数理も左から右に記述する • * • 現今では漢字文化圏内でも • 左横書き化が浸透している • 縦横奥行きの3次元空間に • 数学者は固定の数直線見る • * • 西洋物質文明の延長線上で • 画像録画も楽譜記載方向も • 左から右が自明で共通だが • それに限定しなくても良い • * • 和算の数式や歌の読み合い • 雅楽の楽譜はみな縦書きだ • • 画面の走査線と垂直解像度 • 横倒しにして画面鏡像化で • 縦書き左改行表記も可能だ • 欧米にニーズはないけれど • * • 日本なら遊び心で開発可能 • 縦書き入力は意識が異なる • 音声入力で手間はほぼ同じ • 縦横の変換も可能になろう • * • 読むように縦も横も自在に • 斜めも逆さも渦巻も可能に • その方向にも進み得るのは • 日本語使う日本人のみかも • • 比類なき独立言語の特異性 • 日本語の言語領域は豊穣だ • 現実との乖離でなく超越だ • 言語空間の次元数が異なる • * • 独特な脳処理と身体感覚を • 介した言語空間の構造認識 • 発想自体にも思考の道筋も • 更なる未知を内包している • * • 単なる記号から重暗喩まで • 読み手書き手間で了解する • 高文脈文化と低文脈文化の • 双方を楽しみ遊ぶ日本語圏 • * • 決して他国語を軽視せずに • 独善に陥らずに敬意を払う • 全文に見えないルビがある • 日本語を使える者が日本人 • * • 領土や主権とは別の日本国 • その恩寵を一番知らぬまま • 日々過ごしてる幸せな私達 • 幸せを自覚せずに済む幸せ • MusMus-BGM-148 Flying Bed Room (3'28 ) • ・牛耕式;https://www.slideshare.net/ 「slidesha... • ・モンゴル語;https://senryakukeizai.net/ 「戦略経済研究所」 • ・突厥文字;https://www.weblio.jp/ 「weblio辞書」 • ・オガム文字;http://gadara.blog.jp/ 「GADARA」 • ・漢字;https://gogen-yurai.jp/kanji/ 「語源由来辞典」 • ・アラビア語;https://www.shiki.keio.ac.jp/ 慶応大学志木高等学校
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